
横浜市教育委員会は本年度中に、牛乳保冷庫を市立中学校全146校に設置する。来年度からデリバリー型給食と位置付ける希望者向け配達弁当「ハマ弁」と牛乳を原則、セットにするための措置。市教委は給食化後に想定されるハマ弁喫食率を20%とした。
現在、ハマ弁に牛乳をつけるか選択できるが、給食化で学校給食法の栄養摂取基準にのっとるため、原則セットにする。牛乳の喫食率は最大30%、1日当たり2万3千人に提供すると見込む。
保冷庫は200ミリリットル入りを最大500本収容可能で、市は市会第3回定例会に提出した2020年度一般会計9月補正予算案に、関連費1億2500万円を計上した。