無添加化粧品や栄養補助食品を手掛けるファンケル(横浜市中区)は15日、体の内側と外側から美容ケアの提案を行う新業態店舗「FANCL beauty&health」を東京都中央区の商業施設「マロニエゲート銀座2」に開店する。美容意識の高い20~30代の「きれいになりたい」という需要に応え、若年層の取り込みを図る。
店舗内には、しわやたるみ、敏感肌といった肌の悩みや、「花見」など季節に合わせ設定したテーマ別に、ターゲット層に関心の高い製品を配置する。例えば花見の場合、紫外線対策の化粧品や、食べ過ぎ防止として糖と脂肪の吸収を阻害するサプリメントなどを同時に提案。体の内外から美を追求する専用コーナーを展開する。
また、製品を試すことができるテスターやセルフカウンセリング機器を設置し、来店客が気軽に楽しみつつ納得のいく一品を見つけられる店舗とする。
17日には「新宿マルイ本館店」(同新宿区)を同業態店舗に改装オープン。同社は今後の展開について「都市型商業施設を中心に出店し、新規顧客の集客を図りたい」としている。県内での出店は検討中という。
「マロニエゲート銀座2店」の営業時間は午前11時~午後9時。