知的財産(知財)の戦略的な活用を考える「川崎市知的財産シンポジウム&知的財産交流会」が2月8日、川崎市産業振興会館1階ホール(同市幸区堀川町)で開かれる。川崎市、市産業振興財団の主催。優れた技術力やノウハウを生かした事業の強化のあり方を専門家を交え紹介する。
シンポでは、元キヤノン専務で知財活用に詳しい丸島儀一金沢工業大学大学院教授が「知的財産戦略―技術で事業を強くするために」をテーマに基調講演。また、プラスチック消しゴムや修正テープを世界で初めて製品化した大阪市の文具メーカー「シード」の西岡靖博相談役が、中小企業の知的財産活用のあり方について特別講演を行う。
交流会では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、産業技術総合研究所(産総研)の担当者が、技術移転を目的としたシーズ(技術、ノウハウ)プレゼンテーションを実施する。
午後1時半から。参加費無料(懇親会参加費500円)、定員150人(事前申込制)。申し込みはホームページ(http://www.hiia.or.jp/chizai.html)、またはファクス03(5282)2137。
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