県内で秘書業務に就く人たちの情報交換を目的とした「かながわ秘書ネットワーク」の第4回会合がこのほど、横浜市西区の富士ゼロックスお客様価値創造センターで開かれた。17社から26人が参加。「秘書のキャリアを考える」と題してパネルディスカッションが行われ、業務を通じて身につけられる能力などについて議論を深めた。
富士ゼロックス神奈川総務部長の北爪弥生氏、横浜銀行秘書室長の山下明良氏、横浜スカイビル役員秘書の原泉氏がパネリストとして参加。神奈川新聞社の篠原慎一郎常務が進行役を務めた。
会社によって秘書業務の内容は異なるものの、役員の仕事の優先順位を決めるための情報収集能力や判断力、先を読む力、気遣いの心、人脈づくりはどのような職種でも重要という意見で一致した。
また、パネリストからは「違う部署の仕事にも積極的に挑戦してほしい」との期待の声も出た。