ファンケルヘルスサイエンス(横浜市中区)は17日から、目の疲労感を緩和する機能性表示食品「スマホえんきん」を発売する。スマートフォン(スマホ)やパソコンの使用による目の酷使で「スマホ老眼」に悩む20~40代をターゲットにした新たなサプリメントとして売り出す。
同社によると、スマホの1日平均使用時間は約3時間で、20~40代では8割を超す人が使っている。目がしょぼしょぼしたりするほか、ピント調節機能が低下し、一時的な老眼症状で物がぼやけて見える人も増えているという。
このスマホ老眼の悩みを解消するため、「スマホえんきん」には、目の疲れなどを和らげる働きのある「ビルベリー由来アントシアニン」を配合。目の焦点を合わせやすくすることで疲労感を緩和するという。
同社は主に中高年層をターゲットに2015年6月から昨年12月までに514万個販売した人気のサプリメント「えんきん」と「スマホえんきん」の2商品で17年度、70億円の売り上げを目標にしている。
4月にファンケル代表取締役社長に就任する島田和幸氏は、新商品について「えんきんシリーズで、より多くのお客さまにアプローチしたい」と話している。
約30日分(1563円)と約15日分(864円)を発売。問い合わせは、同社フリーダイヤル0120(750210)。