神奈川トヨタ自動車の4日の発表によると、3月の県内新車登録台数(軽自動車除く)は1万7485台(前年同月比38・0%減)で、7カ月連続の前年実績割れとなった。11日の東日本大震災以後、全国の自動車工場が生産休止に追い込まれて供給不足となったことが原因。3月ベースの実績比較では1970年以後、最大の落ち幅となっている。
乗用車市場は9538台(42・2%減)で7カ月連続の減少。このうちセダンなどの3ボックス車は2334台(60・6%減)と大きく減った。コンパクトカーが主体の2ボックス車も5055台(32・0%減)だったが、タイに生産を移管している日産自動車「マーチ」は22・2%増と健闘した。RV市場は5398台(40・3%減)だった。
ブランド別の内訳はトヨタ自動車・レクサスが47・4%減、三菱自動車が41・8%減、日産39・9%減、マツダ37・0%減、ホンダ32・2%減だった。
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