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「テクニカルショウヨコハマ2011」始まる、出展数は過去最多/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2011年2月2日(水) 22:01

過去最多の企業・団体が出展している「テクニカルショウヨコハマ2011」=パシフィコ横浜
過去最多の企業・団体が出展している「テクニカルショウヨコハマ2011」=パシフィコ横浜

県内最大の工業技術・製品の総合展示会「テクニカルショウヨコハマ2011」(第32回工業技術見本市)が2日、横浜市西区のパシフィコ横浜で始まった。米リーマンショック後に落ち込んだ出展数は一転して過去最多となった。今年は既存技術を応用して新分野に進出しようとする企業が目立っている。4日まで。

出展数は383社・団体で、昨年より50増えた。事務局は「景気回復を反映し事業展開に意欲的な企業が戻ってきた。期待感もあるのでは」と話す。

半導体試験装置などを製造する京成電子(横浜市戸塚区)はLED(発光ダイオード)照明機器を並べる。装置で培ってきた制御技術などを駆使して完成させた独自製品。担当者は「出展を機に新しい顧客を開拓したい」と意気込む。

取引先5社と出展したのは部品商社の太平電機(同神奈川区)。主力は電気製品の部品販売だが、今回は小型の太陽光パネルを持ち込んだ。「国内でも特注品などで需要はあるはず」

電気部品製造のキマタ(同港北区)は「カセット式金型」を公開。パーツごとに交換できる金型で、製造コストや時間の大幅削減ができるという。既存事業の市場環境が縮小する中、「国内生産を考える企業に提案したい」(木俣芳武社長)と活路を求める。

産業用ヒーター製造のスリーハイ(同都筑区)は昨年開発した自社製品を初出展。ヒーターの温度制御などを管理する調節機器で、売り出し中の新事業だ。男澤誠社長は「名刺を千枚集めて顧客を広げたい」とセールスに奔走していた。

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