バイオジェット・ディーゼル燃料を製造実証する国内初のプラントが、2018年10月までに横浜市内の京浜臨海部に建設される。
航空燃料などでの実用化を目指すプロジェクトの一環で、バイオ企業のユーグレナ(東京都)とプラント建設大手の千代田化工建設(横浜市西区)が10日に発表した。
同燃料は、ミドリムシ由来の油脂からの製造を目指している。プラントは約58億円を投じ、鶴見区の旭硝子・京浜工場内に建設する。着工が今年6月、稼働は2019年前半を目指す。
両社は同日、「20年までの国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化に向けた製造面の体制整備が完了した」とのコメントを出した。