音楽ソフト販売「HMV横浜ビブレ店」が閉店した。1991年4月のオープン以来、約20年の歴史に幕を下ろした。
昨年8月に閉店した渋谷店に次ぐ国内2号店。約1100平方メートルの店舗面積も渋谷、池袋に次ぐ3番目の規模だった。運営会社HMVジャパン(東京都港区)によると、最盛期には年間80万人が訪れたという。
「ミリオンセラーとなるヒット曲が減少し、CDの売り上げが落ち込み続けた」(広報担当)ことが閉店理由。後には若者向けの衣料品店が入居し、3月上旬から営業を始める予定。
10日の最終日には横浜ゆかりのグループ・クレイジーケンバンドの横山剣さんらが登場。ハマの音楽の発信基地として最後まで役割を果たした。
横浜ビブレ店の閉店で県内ではららぽーと横浜、横浜ワールドポーターズ、ラゾーナ川崎、モザイクモール港北の4店舗となる。