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千代田化工建設、プラント事業不振 360億円の赤字見通し

経済 | 神奈川新聞 | 2017年2月10日(金) 02:00

 プラント建設大手の千代田化工建設(横浜市西区)は9日、2017年3月期の連結純損益が360億円の赤字になる見通しだと発表した。50億円の黒字としていた前回予想を下方修正した。

 昨年3月に資本参加した海中・海底関連のプラント事業を行う合弁会社(本社・英国)が、原油価格低迷による投資の抑制や他社の参入による競合激化に見舞われ、当初見込んだ利益計画を大幅に下回ったことを受けた見直し。同日発表した16年4~12月連結決算で、合弁会社事業に関し、238億円の特別損失と130億円の営業外費用を計上した。

 同社は「合弁会社については、想定を上回る厳しい状況に直面し、抜本的な再建を模索中。まず、遂行中の案件の完成を目指す。この分野が有望との認識は変わらず、事業環境の変化に注目しながら対応する」としている。

 
 

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