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MM地区に再び開発機運、43街区が11年半ばにも/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2011年1月6日(木) 00:16

横浜・みなとみらい21(MM21)地区の43街区を取得した都内の不動産業者が、2011年半ばにも開発に着手することが5日分かった。MM21地区は千代田化工建設が本社移転先の最有力候補地として具体的な検討に入るなど、再び開発機運が高まろうとしている。

43街区(約7800平方メートル)はみなとみらい大通りといちょう通りに面する一画。業者が08年末に倒産し開発計画が頓挫していた。

岡田不動産(東京都目黒区)が子会社を通じて昨年9月末に取得。同社幹部は神奈川新聞社の取材に「11年半ばには着工する」と明言した上で、「恒久的なオフィスビルを建てるか一時的に暫定利用施設とするか、3月ごろまで市況を調査した上で決める」との方針を明らかにした。

恒久的ビルは17階建て、総床面積7万平方メートル程度を想定。13年春の完成を目指す。暫定利用の場合は2階建て程度の商業施設にする計画で、12年春にも完成させる方針だ。

MM21地区の開発はリーマン・ショック後の不動産市況の低迷で停滞していたが、金融機関が不動産業者向けの融資姿勢を緩和する動きが出ている。輸出系企業の中にはアジアの急成長を背景に業績を急回復させているところもあり、今後オフィス需要が高まるとの観測もある。

横浜美術館前の34街区(約1万8千平方メートル)では三菱地所が3月に、地区最大の商業施設の建設に着手する。

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