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ビクター本社跡地、佐川急便グループの大型物流施設へ/横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2010年12月16日(木) 12:56

「SGHロジスティクス横浜」(仮称)の完成予想図
「SGHロジスティクス横浜」(仮称)の完成予想図

日本ビクターの本社・横浜工場(横浜市神奈川区守屋町)の跡地で、佐川急便グループの大型物流施設建設計画が本格的に動きだす。ビクターの親会社JVC・ケンウッド・ホールディングスは15日、隣接する入江工場への本社移転を完了したと正式発表。佐川急便は今月末までに土地の引き渡しを受け、「SGHロジスティクス横浜」(仮称)として2012年春の完成を目指す。

ビクター本社・横浜工場は敷地面積約3万9千平方メートル。佐川急便の持ち株会社SGホールディングス傘下の不動産子会社SGリアルティ(京都市南区)が6月に約63億3千万円で取得した。

佐川急便が公表した建設計画によると、大型物流施設は4階建て、総床面積約8万4千平方メートル。1階は佐川急便の営業店などが利用し、2~4階は外部の物流企業にテナント貸しする方針。SGリアルティは「首都高横羽線の守屋町出入り口から近く、羽田空港へのアクセスも優れている。国内外をつなぐ総合物流の拠点にしたい」としている。

ビクターの本社移転に伴い、JVCケンウッドも本社を入江工場に移転した。入江工場は「本社・横浜事業所」に、工場内のテクノウイングは「本社ビル」にそれぞれ名称変更。人員再配置や拠点再編も行い、横浜市緑区と横須賀市の事業所の名称を変更した。JVCケンウッドは「これまで事業会社ごとに異なっていた管理システムを一元化し、業務の効率化と組織の活性化を図る」としている。

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