再生可能エネルギー事業を展開する上野グリーンソリューションズ(横浜市中区)は、子会社のUGS金谷(同)が千葉県富津市に建設していたメガソーラー発電所=写真=が7月15日に完成した、と発表した。上野グループの太陽光発電施設は国内5カ所目で、出力千キロワット以上のメガソーラー発電所としては3カ所目。
完成したUGS金谷太陽光発電所(敷地面積約6ヘクタール)はソーラーフロンティア社製の太陽光パネル計1万3504枚を設置し、出力は2228キロワット。発電した電力は全量を東京電力に売電している。年間の予測発電量は、一般家庭約800世帯分の年間消費電力量に相当する282万4千キロワット時となっている。
上野グループは、2013年に北海道苫小牧市に国内最初の施設(出力201キロワット)を建設して以降、太陽光発電施設の建設を本格化。メガソーラー発電所は茨城県稲敷市(1352キロワット)と同県美浦村(1198キロワット)で稼働している。