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パシフィコ横浜 鈴木隆社長
トップに聞く 競争力の向上に期待

経済 | 神奈川新聞 | 2016年8月5日(金) 12:33

横浜国際平和会議場の鈴木隆社長
横浜国際平和会議場の鈴木隆社長

 横浜・みなとみらい21(MM21)地区の複合コンベンション施設・パシフィコ横浜が、開業25周年を迎えた。運営会社「横浜国際平和会議場」の鈴木隆社長に、施設の果たす役割や今後の展望を聞いた。

 -パシフィコが果たしてきた役割をどう考えるか。

 「多くの人が集まることで市内・国内の経済活性化、都市のブランド力向上、次世代育成という面で貢献している。また、市民が身近に最先端の文化や科学に触れる機会も数多くある」

 -25年の歴史の中で、転換点とは。

 「最初は、アジア初開催となった1994年の国際エイズ会議。当時はエイズに対する理解が不十分で、開催に反対の意見も多い中、弊社や市の幹部が押し切ったと聞いている。国際的な課題解決の一端を担う場を提供することが、『国際平和』を掲げる施設の役割としてふさわしい、と考えたようだ。結果的に、パシフィコの認知度を上げるきっかけになった」

 「二つ目は1万平方メートルだった展示ホールが2倍に増床された2001年。当初から計画はあったが、翌年のFIFAワールドカップを控え、一気に動きだした。開業から10年たってようやく計画通りの形となった。三つ目は04年の横浜高速鉄道みなとみらい線の開業だ。アクセスが向上し、その後、重要な国際会議が相次いで入るようになった」

 「もう一つ、忘れてならないのは11年の東日本大震災だろう。キャンセルが続出し、業績は一時落ち込んだが、震災当日、8千人の帰宅困難者を受け入れた体験から得た知識、ノウハウがある」

 -市は、パシフィコに隣接するMM21地区20街区で新たなMICE(国際会議、展示会などの総称)施設の整備を進めている。

 「今年中には運営事業者が決まる。弊社が運営を担えば一体的運用が可能となり、何としてもやりたい。完成すれば3千人規模の大型会議が二つ同時進行可能で国内最大のパーティー会場も完成。新たなニーズに応えられ、競争力向上につながる」

 「(新施設の運営事業者に決まれば)会社として新たなステージに入るが、開業に向けたシステム改修、人材育成、営業など多くの準備に取り組まなければならず、経営的には

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