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AR活用し広告展開 商品情報、スマホアプリで

経済 | 神奈川新聞 | 2016年7月16日(土) 11:58

レコード状の印刷物に埋め込まれたマーカーにスマホをかざすと、画面上のレコードが回転し音楽が流れる
レコード状の印刷物に埋め込まれたマーカーにスマホをかざすと、画面上のレコードが回転し音楽が流れる

 山陽印刷(横浜市金沢区)はオリジナルアプリのAR(拡張現実)技術を活用して、企業の商品やサービスをSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で情報拡散する集客広告プロモーションイベントを展開する。特に、ツイッターやフェイスブックなどになじみがある若い年齢層向けのマーケティング手法として普及を目指す。

 情報のデジタル化が進み販売促進や広告の伝達、集客方法が多様化する中、低コストで効率的に告知や顧客獲得を図ることが求められている。同社は新規事業に、これまで培った印刷を軸にウェブ、動画、販売促進物などの技術と経験を盛り込んだ。

 具体的には、印刷物とスマートフォンアプリを相互に活用した情報拡散を展開する。コンテンツ情報やイベントの様子をSNSで拡散するとともに、企業の商品やサービスなどの広告印刷物に「マーカー」と呼ばれる印を埋め込んだ上で配布する。

 マーカーに、ARアプリをダウンロードしたスマホをかざすと動画が始まる。独自制作のアプリは、顧客個々の好みやニーズに応じて商品情報やイベント情報を通知する。顧客の動向を分析し検証も行えるという。

 同社は11日夜、横浜港観光船「マリーンシャトル」を借り切り、新規事業をPRした。人魚の衣装で登場した秋山桂子社長は「若者をターゲットにPRと情報発信するには、ウェブと印刷物で相乗的に展開することで効果が発揮できる」と意気込みを話していた。

 
 

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