相鉄不動産(横浜市西区)と三井不動産レジデンシャル(東京都)、野村不動産(同)の3社は、相鉄線二俣川駅(同市旭区)南口で建設を進めているタワー型の分譲マンション「グレーシアタワー二俣川」のモデルルームを16日、同区さちが丘に開設する。販売開始は8月下旬の予定。
同マンションは地上29階建てで総戸数421戸。二俣川駅南口地区の市街地再開発地区(約1・9ヘクタール)の住宅エリアに建設される。2015年3月に着工。18年3月までに完成させる予定。
1戸当たりの専有面積は38・0~87・87平方メートルで、間取りは3LDK中心。2・3階部分は二俣川駅と直結する。「直接基礎」の上に免震装置を組み込んで地震対策を強化している。
相鉄不動産によると、2月中旬にホームページを公開後、問い合わせ件数は4千件超に上る。同社担当者は購入希望者の動機について「駅や商業施設に直結する利便性に加え、支持基盤や免震構法の安全性を求める動きが強まっている」と話している。
モデルルームは二俣川駅徒歩6分。完全予約制。フリーダイヤル(0120)659048(火・水曜休み)。