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ハーブ与えた養殖エビ フィード・ワンが飼料手掛ける

経済 | 神奈川新聞 | 2016年7月13日(水) 02:00

ハーブを餌として与え育てた「ハーブシュリンプ」。初年度は100トンの販売を見込んでいる
ハーブを餌として与え育てた「ハーブシュリンプ」。初年度は100トンの販売を見込んでいる

 レモングラスやミントなどのハーブを与えて育てた養殖エビが今月から、全国の量販店などの売り場に並び始めた。仕掛けたのは、食品加工販売のノースイ(大阪市)などで、配合飼料大手フィード・ワン(横浜市神奈川区)が飼料を手掛けた。商品名はその名も「ハーブシュリンプ」。ほのかな芳香が楽しめるユニークな商品だ。

 ハーブには薬品の使用を抑えて育てられる利点がある。今回の飼料には、オリーブやジンジャーも配合。ハーブ入りの飼料は牛鶏豚用からブリ、サーモン用などへと広がりを見せるが、エビでは業界初という。

 ハーブシュリンプは、安価で日本でも人気が高いバナメイエビで、インドで生産される。同国に進出しているフィード・ワンは現地子会社を通じて養殖業者の指導も担当し、品質管理を徹底している。

 生産する際には、病気の要因となるストレスを取り除くため養殖密度を低く設定。成長速度が鈍る高い塩分濃度の海水をあえて選び、「本来の風味を損なう泥臭さなどのにおいを抑え、うまみとほのかなハーブの風味が味わえるようにした」と担当者。

 三井物産(東京都)や東邦物産(同)が輸入販売を調整し、ノースイが国内販売の窓口を担う。県内を含む一部量販店の売り場で解凍ムキエビ(無頭)の形で今月から並び始めた。香りを楽しむため、ゆでてサラダに混ぜたり、パエリアなどの具材として提案している。

 初年度は100トンを販売し、10年後には年間300~500トンへの拡大を目指す。フィード・ワンは「食への消費者ニーズが多様化する中、新たな提案に参加できた。競争力の観点で高付加価値の商品の開発は欠かせず、食のブランド化は今後も力を入れていく」とした。

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