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提携の効果5700億円 ルノー・日産アライアンス、2015年度

経済 | 神奈川新聞 | 2016年7月6日(水) 02:00

 フランス自動車大手ルノーと日産自動車(横浜市西区)の提携に伴う2015年度の相乗効果(シナジー)は、前年比13%増の43億ユーロ(1ユーロ=132・60円換算で約5701億円)となり、目標を1年前倒しで達成したと、日産とルノーの企業連合であるルノー・日産アライアンスが5日までに発表した。機能統合によるコスト削減や購買、開発、生産の各分野が大きく寄与したという。

 ルノーと日産は主にコスト削減や支出回避、収益増に取り組むことで、双方の業績目標達成に貢献するシナジーを創出。毎年、シナジーの取りまとめに当たっては、新たなシナジーのみをカウントしている。

 両社は14年4月に研究・開発、生産技術・物流、購買、人事の4主要機能を統合した。別会社でありながら、それぞれの機能は両社共通のアライアンス副社長が統括しており、カルロス・ゴーン会長兼CEOは「機能統合によるコスト削減と支出回避は売り上げ増につながり、価値が創出された」と語っている。

 アライアンスは16年度までにシナジーを43億ユーロまで引き上げる目標を掲げていたが、機能統合の効果もあり1年前倒しで達成。今後は、自動運転などの技術開発の分野でも大幅なコスト削減が期待できるといい、18年度は少なくとも55億ユーロ(1ユーロ=123・50円換算で約6792億円)に増加する見通しを立てている。

 同市西区の日産グローバル本社では4日、報道陣向けの共同インタビューが行われ、アライアンス上級副社長のアルノー・ドゥブフ氏がフランス・パリからテレビ会議で出席。「提携により(グローバル販売台数で)自動車業界のトップ4に入ることができている。サプライヤーにとってもとてもいい状況」と語った。

 英国の欧州連合(EU)離脱決定に伴う為替相場の影響について問われたドゥブフ氏は「世界中で為替は変動し、強い逆風に遭うこともあるが、自動車業界ではよくあること。生産の現地化を進めるローカリゼーションの戦略に立って、為替による摩擦を回避する」と述べた。日産英国工場については「現時点で方向性を語ることは全くできないが、短期的な影響はない」とした。

 資本業務提携を結んだ三菱自動車との今後の提携効果については「アライアンスに三菱自が加わることでシナジーの目標が上振れする可能性もある」と期待感を示した。

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