◆ホテル、スーパーも堅調
神奈川県内に路線を持つ大手私鉄4社(東京急行電鉄、京浜急行電鉄、小田急電鉄、相鉄ホールディングス)の2016年3月期連結決算が出そろった。運輸業では14年の消費増税を前にした定期券の先買いによる反動減の影響が薄れ、各社とも前年を上回る運輸収入と輸送人員を確保。訪日外国人客(インバウンド)需要でホテル業はおおむね好調で、相鉄は営業利益、経常利益、純利益が、小田急は流通業や不動産業の増収に伴い営業利益と経常利益がいずれも過去最高を記録した。
売上高と純利益は、