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訪日客取り込みに意欲 「春節」控え百貨店やホテル

経済 | 神奈川新聞 | 2017年1月28日(土) 02:00

春節をイメージした華やかな装飾で観光客を歓迎する横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ=横浜市西区
春節をイメージした華やかな装飾で観光客を歓迎する横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ=横浜市西区

 中国の旧正月「春節」(ことしは28日)に向け、県内の百貨店やホテル、鉄道事業者がインバウンド(訪日外国人客)需要の取り込みに意欲を見せている。都内などに比べ訪日客の恩恵が少ないとされる県内にも「波」を及ぼす契機にしようと、独自の施策で売り上げ増を狙う。

 ことしの初売りは中国人客をはじめとする訪日客でにぎわった横浜市内の百貨店。免税カウンターを訪れた外国人客が前年比4割増だったそごう横浜店では、春節期間の2月2日まで、ニーズの高い売り場で包丁や国内ブランドの化粧品など、良質な日本製品を充実展開。神奈川の地酒特集やインナーウエアなどもお薦め品として売り出す。

 「富裕層の『爆買い』から中間層の実用品の購買に変化している」と担当者。多言語の免税案内リーフレットを店内に設置するほか、外国人用のウェブサイトなどで情報発信を強化。期間中の売り上げ目標を前年比5%増に設定した。

 横浜高島屋では高額品に加え、手頃な価格帯の化粧品や子ども服のブランド商品、和食器や和菓子といった日本にちなんだものなど「百貨店ならではの幅広い商品を訴求したい」と意気込む。初売りでは外国人客の半数以上が中国からの観光客で、春節期間は中国語が話せるスタッフを2~3人増員する予定だ。

 中国語圏を重要なマーケットととらえるホテルも。横浜ベイシェラトンホテル&タワーズでは、ロビーや中華レストランで獅子舞など春節をイメージした装飾を施し観光客を歓迎。今月下旬から家族連れを中心に中国人客の宿泊が増えており、1日に40人ほどがチェックインしているという。

 「昨年までは団体での受注が多かったが、ことしは個人客にシフトしている。地方部で体験を重視する『コト消費』に動いたのではないか」と分析する担当者。4月の客室リニューアルに合わせ、中国語が堪能なスタッフを増やし、インターネットでの情報発信を中国語でも対応できるようにするなど中国語圏のマーケティングに注力する方針で「来季の春節の宿泊増にもつなげたい」とする。

 京浜急行電鉄は2月4日まで、訪日外国人向けのプレゼントキャンペーンを実施。羽田空港国際線ターミナル駅の京急ツーリストインフォメーションセンターで訪日外国人限定の乗車券を購入した人たちを対象に、オリジナルの浮世絵風のポストカードなどを贈る。「東京方面だけでなく、横浜や三浦など県内の魅力ある観光地にぜひ足を運んでほしい」と沿線の利用に期待している。

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