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食品加工工場2カ所新設へ 店舗数増など受けコロワイド

経済 | 神奈川新聞 | 2016年5月10日(火) 02:00

増設する工場や新中期経営計画について語るコロワイドの野尻社長=東京都内
増設する工場や新中期経営計画について語るコロワイドの野尻社長=東京都内

 外食大手コロワイド(横浜市西区)は来年、西日本での店舗数増加や鮮魚食材加工量の急増に対応するため、滋賀県と静岡県に食品加工工場を2カ所新設する。総投資額は65億円。出店拡大を図りながら収益力アップにつなげる。

 9日、都内で開いた2016年3月期連結決算説明会で野尻公平社長が明らかにした。

 同社は12年に焼き肉店「牛角」などを展開するレックス・ホールディングス(現レインズインターナショナル)を、14年に回転寿司の「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトを買収。その結果、西日本地区の店舗や鮮魚を扱う店舗が増加し、既存の工場では対応しきれなくなったことから増設を決めた。

 滋賀県長浜市に整備する工場は17年9月に完成予定。敷地面積は約2万平方メートルで、投資額は45億円。東日本をカバーする神奈川工場を上回る規模で、「西日本全体をカバーするセントラルキッチンとなる」(野尻社長)。主に「牛角」や「ステーキ宮」の出店を近畿エリアなどで拡大させていく。

 一方、カッパ・クリエイトの買収で鮮魚食材のグループ向け加工量が急増したことを受け、静岡市にも工場を整備する。東西の物流幹線である東名・新東名高速へのアクセスが良好な同市清水区に約6千平方メートルの敷地を確保済みで、同年4月の完成予定。投資額は20億円。生産効率の向上を図るとともに、商品の内製化を進める。

 また、野尻社長はこの日、新たに策定した3カ年の中期経営計画を発表。売上高やブランド認知度、顧客満足度で「外食日本一企業の実現」を長期ビジョンに掲げ、総合居酒屋から専門性のある居酒屋への業態転換の推進、業態集約の継続、海外展開の地盤固め、食材ロスの削減-といった戦略を示した。

 大手競合他社の出店による競争激化で苦戦を余儀なくされているカッパ・クリエイトについて、プロモーション不足を課題の一つに挙げ、「今期の第2四半期ごろからてこ入れをしていく」と表明。成長戦略の軸と位置づけるM&Aについては、レストランや既存の総合居酒屋の受け皿となる業態などで積極的に検討していく方針を示した。

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