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「投資へ流れが進む」25年ぶり県内に新店舗
富裕層取り込み狙い みずほ証券が藤沢支店開設

経済 | 神奈川新聞 | 2016年4月26日(火) 17:05

25年ぶりの県内新支店として開設されたみずほ証券・藤沢支店。式典には今春から就任した坂井社長ら幹部も出席した =藤沢市
25年ぶりの県内新支店として開設されたみずほ証券・藤沢支店。式典には今春から就任した坂井社長ら幹部も出席した =藤沢市

 3大メガバンク系の証券大手、みずほ証券(東京都)が25日、25年ぶりに県内新支店として藤沢駅前に藤沢支店(藤沢市)を開設した。同じグループ傘下のみずほ銀行藤沢支店(同)内に置いていた出張所に加え、支店を構えて強化する。同日は式典も開かれ、みずほ証券の坂井辰史社長が「藤沢市は湘南の中核都市。顧客基盤もしっかりしており、今後の成長性から支店として新たに取り組んでいくことになった」と述べた。

 1990年の新百合ケ丘支店(川崎市麻生区)以来、10店舗目となる県内支店。同社は従来、証券投資に関する提案効率を高めるため、みずほ銀行店舗内に「プラネットブース」と呼ぶ出張所の併設を進めていた。

 しかし2013年から本格的に始まった国の経済政策「アベノミクス」による株式市場の回復や、14年から始まった少額投資非課税制度(NISA)の開始などで、「貯蓄から投資への流れが進む」(同社)と判断。販売網強化で重要出店地域の見直しを行う中で、「みずほ銀行顧客の分布が厚く市場の成長性が高い」などとして藤沢での支店開設が浮上したという。

 藤沢市の市場成長性の高さについて、坂井社長ほか、来賓出席したみずほ銀行の西山隆憲常務も地の利を強調。JRや小田急電鉄、江ノ島電鉄の3路線が乗り入れ、「首都圏と東海地方をつなぐ要衝」として同市が発展してきた経緯に触れ、「古くからの地主の方々、企業オーナーなど富裕層が多い。人口も増え続けており魅力と活気のあるマーケットだ」と述べた。

 そうした特性を踏まえ、坂井社長は「年初来から(証券市場の)難しい相場が続き(日本銀行による)マイナス金利政策も導入された中、貯蓄から投資へという流れは、いよいよ本格化するとみられる。最大の営業のチャンスでもある」との期待を述べた。

 みずほ信託銀行の斉藤啓介常務も「マイナス金利の環境下で生まれる新たな顧客ニーズに対し、グループで継ぎ目のない対応を図っていきたい」と話した。

 みずほ証券藤沢支店は3つの窓口や個室2室、セミナールームなどを備える。藤沢市を拠点に茅ケ崎市や鎌倉市の一部なども営業を強化し、「支店単独の預かり資産で1千億円の到達を早期に目指す」(同社幹部)としている。

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