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関東学院大とイグレン調査
中小企業広告を評価 相互理解促進の一助に

経済 | 神奈川新聞 | 2016年3月31日(木) 09:41

中小企業の広告に対する大学生アンケートを手掛けた山崎講師(右)ら=横浜市中区
中小企業の広告に対する大学生アンケートを手掛けた山崎講師(右)ら=横浜市中区

 大学生に県内中小企業の広告についての印象などを問うアンケートを、県異業種連携協議会(イグレン、横浜市中区)が実施し、このほど結果をまとめた。大手企業に比べて中小企業を知る機会が少ない学生にとって広告は“就活情報”。調査の取り組みを通して、学生と企業の相互理解を促している。

 関東学院大学非常勤講師で福井県立大学講師の山崎淳さんが、イグレンの依頼を受けて2015年7月、関東学院大経済学部の授業で実施。公的機関や異業種グループなどを含む92件の広告について「興味のある企業やその理由」「企業PRの工夫や改善点などに関する提案」などの項目を、2~4年の学生に調査。129人が回答を寄せた。

 回答から、名前が多く挙がった企業をランク付け。会社名やロゴマークのほか、業務内容や商品名といった「何を手掛けているか」を端的に伝えている企業が上位に入った。

 回答からは、会社の信用度として創業年数に注目することや、会社所在地に親近感を抱く地元志向が垣間見えた。「社員の働いている姿がほしい」といった提案も目立った。

 学生関心度1位の広告を出稿した、化学薬品製造販売「大東化学」(平塚市)の齊藤信秋平塚工場長は「広告では会社名の認知度アップを重視しがちだが、学生向け資料には自社の描く夢や企業理念を明示する必要性を感じた」と話す。

 イグレンの芝忠専務理事は「必ずしも広告サイズの大小が評価を左右したのではなく、現代の若者が関心を持つ視点が回答に表れた」と分析。山崎さんは「学生にさまざまな中小企業に対する理解を促すと同時に、中小企業側には“生の学生像”が伝わったのではないか」と話している。

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