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先端の水素技術発信 川崎で国際環境技術展

経済 | 神奈川新聞 | 2016年2月19日(金) 02:00

入り口に燃料電池車MIRAIが展示された川崎国際環境技術展2016 =とどろきアリーナ
入り口に燃料電池車MIRAIが展示された川崎国際環境技術展2016 =とどろきアリーナ

 優れた環境技術を世界に発信し、国内外の企業とのビジネスマッチングの場を提供する「川崎国際環境技術展2016」が18日、川崎市中原区のとどろきアリーナで始まった。次世代エネルギーとして期待される水素関連技術のほか、公害を克服する中で蓄積された環境改善や再資源化などの多彩な技術や製品が19日まで紹介されている。

 同市などでつくる同展実行委員会の主催。8回目となることしは市内の企業・事業所を中心に昨年を上回る148団体215ブースが出展した。

 ことしの展示の目玉は低炭素社会の実現を支える最新の水素関連技術を集めた「水素ゾーン」。公用車として市に納車されたトヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を会場に展示し、その周囲に関連のブースを集めた。

 化学工業用機械を手掛ける三菱化工機(同市川崎区大川町)は、燃焼電池車の普及に欠かせない水素ステーションの関連技術として、都市ガスやLPガスを効率よく水素に変換する水素製造装置を紹介。担当者は「現場で水素を製造するオンサイト型と呼ばれる水素ステーションですでに導入されている」と話していた。

 昭和電工川崎事業所(同市川崎区扇町)は、集めた使用済みプラスチックからアンモニアと水素を取り出すプラント技術を展示。市との協定に基づき、水素をパイプラインで臨海部の企業などに供給するエネルギー循環型の実証事業もアピールしていた。

 高砂製作所(同市高津区溝口)は自然エネルギーや蓄電池など多様な電源を組み合わせ、安定的な電力供給を実現するエネルギー制御装置を紹介。同社の技術は「車メーカーの燃料電池自動車の開発現場で評価試験装置としても使われている」(担当者)という。

 会場内の特設ステージではトヨタ自動車のMIRAI開発責任者の田中義和さんらのセミナーが行われた。福田紀彦市長も「水素社会の実現に向けた川崎水素戦略」と題して講演し、「さまざまな水素利用の取り組みを企業とともに進め、市民の一人一人の生活に水素エネルギーを浸透させていきたい」と強調していた。

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