県は4日、創薬ベンチャー企業「ペプチドリーム」(東京都目黒区)がライフサイエンス分野の研究開発拠点が集積する川崎市川崎区殿町3丁目地区(キングスカイフロント)に研究所を新設する事業計画など、計4社の事業計画を産業集積支援事業に認定したと発表した。不動産取得税率などが軽減される企業誘致施策「インベスト神奈川2ndステップ+(プラス)」の一環。
県産業立地課によると、ペプチドリームはキングスカイフロントに82億3千万円を投資し、創薬開発の研究所を建設。17年9月末の操業開始を目指す。
このほか、相模工機所(相模原市緑区)による産業用ロボットの部品製造にかかわる工場の新設、プライムデリカ(相模原市南区)の食料品製造工場新設、ホシノ天然酵母パン種(東京都町田市)の秦野市内への工場新設の事業計画が認定された。