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東京五輪後の“崖っぷち時代”を生き抜く 「老後資産を守る鉄則5」

経済 | 神奈川新聞 | 2016年2月3日(水) 15:36

東京五輪後の“崖っぷち時代”を生き抜くために(写真:女性自身)
東京五輪後の“崖っぷち時代”を生き抜くために(写真:女性自身)

 2020年の東京オリンピック景気に便乗して、政府は『年金支給年齢の67歳引き上げ』を決めたいようです。すでに水面下での画策は始まっている、そんな声も聞こえてきます。ですが、オリンピック景気は長続きしません。オリンピックが終わったら、崖を転げ落ちるように、景気は急降下。それ以降は、冷えた時代が続くと予想されます」

 こう語るのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。オリンピック後に到来する“日本経済崖っぷち”時代に、目減りする一方の年金だけに頼っていては豊かな老後は望めない。そこで荻原さんが、オリンピック後の崖っぷち時代を生き抜くために、老後資産を守るための鉄則を教えてくれた。

老後資産を守る鉄則5



【鉄則第1条】頼れるものは、年金より現金
 「『公的年金の将来は不安だ』と個人年金が売れているようですが、私は、個人年金はお勧めしません。『年金』という言葉に惑わされず貯蓄しましょう。これからは『年金より現金』です」

【鉄則第2条】借金減らしが最高の投資
 「たとえば、借り入れ3千万円の住宅ローンを例に見ていきましょう。固定金利3%の35年ローンで、借り入れから10年後に100万円を、期間短縮型で繰上げ返済したとします。繰上げ返済した100万円は元本の返済に充てられ、この場合は期間が短縮された分だけ、利息も約100万円減る計算になります。100万円の繰上げ返済は200万円分の効果があったということ。これを投資に置き換えると、ノーリスクで2倍のハイリターン。これほどよい投資は、ほかには見当たりません」

【鉄則第3条】保険をスリム化しよう
 「一家の大黒柱の夫が他界すると、妻や子に公的年金からも遺族年金が支給されます。18歳未満の子が1人いた場合、厚生年金なら月約15万円、国民年金は月約8万円です。14年からは妻が亡くなった場合も、同様に支給されるようになりました。遺族年金があれば、パート勤めで生活費はまかなえそうですが、大学での教育費まではむずかしいです。生命保険は大学などの教育費用として加入し、子どもが社会人になったら見直しましょう。また、高額療養費など公的保険の制度をよく知って、保険のムダを省きましょう」


【鉄則第4条】家計のダウンサイジング
 「今年4月から、電力小売りの自由化が始まります。ガスや携帯電話などとのセット割などもあって、年間で5~10%は割安にできそうです。さまざま比較して、自分に合ったプランを選びましょう」

【鉄則第5条】熟年離婚は破綻のもと
 「07年から離婚後の年金分割が可能になりました。さらに08年からは、専業主婦(夫)からの離婚分割請求は、相手の同意なしでも分割できるようになっています。とはいえ、厚生年金の標準的な支給月額は、夫婦2人で約22万円。2人だとなんとか暮らせるでしょうが、これを等分して1人11万円では厳しいと思います。夫婦は仲よくが鉄則です」【女性自身】

「カナロコ」は、読者に幅広いコンテンツを提供するため女性週刊誌「女性自身」との提携を開始しました。女性誌の視点からみた政治や経済。関心が高い教育、そしてグルメ、芸能まで多岐にわたり情報を配信していきます。
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