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47都道府県の一番搾り 5月から順次発売

経済 | 神奈川新聞 | 2016年1月28日(木) 02:00

2016年の事業方針を説明する藤本支社長(左から2人目)ら=キリンビール横浜工場
2016年の事業方針を説明する藤本支社長(左から2人目)ら=キリンビール横浜工場

 キリングループは27日、2016年の事業方針合同説明会を横浜市鶴見区のキリンビール横浜工場で開いた。キリンビールマーケティング横浜支社の藤本省三支社長らが出席。5月から順次発売する地域密着の「47都道府県の一番搾り」などについて発表した。

 同支社によると、15年の国内のビール市場は19年ぶりにプラスとなり、キリンはビール単体の出荷量が21年ぶりに前年を上回った。一番搾りの好調などがけん引し、シェアも6年ぶりに上昇したという。

 「ビールは『とりあえずのビール』から、多様な味わいが飲まれるようになっている。市場の変化をキリンがリードしていく」と語った藤本支社長。その一環として、今年は各地域の異なった味わいを提供する47都道府県の一番搾りを展開するとした。

 昨年は「横浜づくり」など全国9工場限定の一番搾りが当初予定の約2倍売れるなど話題となった。

 マーケットの大きさから、9工場の中で最も販売量が多かった横浜づくりは、豊潤な味わいと甘く爽やかなホップの香りでビールが苦手な人にも好評な商品。第2弾となる今年は「ベースの味は変えないが、よりおいしくなるために多少の工夫を施す」(勝間田達広同工場長)。

 また、移転から90周年の節目に合わせ、横浜工場の見学設備をリニューアルする。よりキリンに愛着を持ってもらえるよう、体験コーナーを新たに設け、展示コーナーを充実させる。年間20万人の来場を目標にするという。

 一方、キリンビバレッジの民秋賢・首都圏地区本部長は、今年で発売16年を迎える主力の緑茶飲料「生茶」のリニューアルを発表した。茶葉を従来より細かくし、低温で抽出した苦味とうまみのバランスが絶妙な商品で、3月22日から発売する。パッケージもスタイリッシュに刷新。「20年の東京五輪に向けて、世界に誇れるお茶文化を発信していきたい」と話した。

 
 

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