
1981年創業の横濱元町霧笛楼(横浜市中区)は、5月に35周年を迎える。記念商品の第1弾となる「霧笛楼国産チキンの赤ワイン煮~コッコヴァン~」(レトルトパウチ食品)を発売した。
チキンの赤ワイン煮は、同店の今平茂総料理長が、18歳で西洋料理の道に入って最初に習った煮込み料理。「料理人としての原点ともいえる料理。35周年の記念の味にしたい」と、ソースやブイヨンなどの業務用商品の製造を手掛けるキスコフーズ(東京都)と共同で一年かけ、開発、商品化した。
今平総料理長は、「バターライスがとてもよく合う。ゆでた季節の野菜を添えて、本格的な味わいを楽しんでもらいたい」。記念商品2種の開発も進めているといい、秋までに順次発表する予定だという。
鈴木信晴社長は、「35周年記念として特別ディナーや料理講習会など、さまざまなイベントを企画している。若い世代にも親しまれるような店として、また横浜らしい食の発信場所として、これからも歴史を重ねていきたい」と話した。
「コッコヴァン」は、同店のオンラインショップや直営売店で購入できる。1箱1080円。問い合わせは、霧笛楼商品オンラインショップ、フリーダイヤル(0120)771424。
チョコレートビール 1500本限定販売も
繊細な苦みが楽しめるチョコレートビール「クリオロエール」=写真=を、霧笛楼が1500本限定で販売している。クラフトビールメーカーの横浜ビール(横浜市中区)とコラボレーションした商品。
世界的に生産量の少ないカカオ豆「クリオロ種」を使ったフランス・プラリュ社のクーベルチュール・チョコレート「マダガスカル」を使用。甘いものが苦手な人への、バレンタインギフトとしても人気がある。アルコール分は5・5%。
元町店とオンラインショップで購入できる。1本330ミリリットルで箱入り税別600円。
