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4年ぶり前年下回る 15年県内新車販売

経済 | 神奈川新聞 | 2016年1月20日(水) 02:00

 神奈川トヨタ自動車がまとめた2015年の県内新車販売台数は前年比7・2%減の28万1861台となり、4年ぶりに前年を下回った。消費増税後の低迷が3月まで続いたほか、4月以降は軽自動車税の税率引き上げが響き、年間トータルは登録車(排気量660cc超)が2年ぶり、軽自動車は4年ぶりにそれぞれ前年割れだった。同社は「全体として消費増税の影響を引きずり、強い反転回復の動きもない中、軽自動車が全体の足を引っ張った」としている。

 全国でみると、県内の販売台数は14年同様、愛知、東京に次ぐ3位だった。

 同社によると、県内の1~3月の販売台数は、登録車が前年同期比14・0%減、軽自動車は13・4%減となり、ともに前年の消費増税に伴う駆け込み需要の反動減が続いた。4~12月は、消費増税の影響が一巡したため登録車が0・7%増とプラスに転じる一方、軽自動車は4月に軽自動車税の税率が引き上げられた影響で15・9%減とマイナス幅が拡大した。

 年間でみると、登録車は前年比4・2%減の20万9814台。うち乗用車は10・5%減の10万5219台となり、2年連続で前年割れ。RV車は2・8%増の7万6794台となり、2年連続で前年を上回った。販売数が多かったのはトヨタの「アクア」(全体1位)、「プリウス」(3位)だった。

 純輸入乗用車は3・7%減の2万2214台。2年連続で前年を下回ったが、乗用車に占める割合は1998年以降で最高の21・1%に上った。

 一方、軽自動車は15・1%減の7万2047台。軽比率は2・3ポイント下がり、25・6%だった。軽自動車の人気は上昇傾向にあるといい、車名別では、軽自動車トップは日産「デイズ」で全体2位、ホンダ「N BOX」が4位となるなど、上位20位までに6車が入った。

 
 

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