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過去最高の見通し 16年通期営業利益ヨロズ

経済 | 神奈川新聞 | 2015年11月11日(水) 03:00

 自動車向けサスペンション部品のヨロズ(横浜市港北区)は10日、2016年3月期の連結営業利益が過去最高の95億円(前期比16・0%増)になる見通しだと発表した。上期は国内の金型や設備販売で苦戦を強いられたが、米国やメキシコなど海外拠点の伸長を踏まえ、直近の8月予想から5・6%引き上げた。

 売上高も過去最高を更新する見通しだが、予想自体は1650億円で据え置いた。上期はブラジルやインドネシアなど新興国通貨の下落で為替差損が発生したが、現在は圧縮傾向にあるといい、経常利益が8月予想比3・3%増の94億円、純利益も8・3%増の52億円と引き上げた。

 佐草彰取締役専務執行役員は同日会見し「景気停滞のタイが引き続き厳しい情勢。だが、米国をはじめ新たに生産拠点を増やしたメキシコ、そしてアジアでは中国も今のところ、乗用車向け部品は好調で勢いがあり、海外の伸長が期待できる」と手応えを語った。

 同日発表した15年9月中間連結決算は売上高が前年同期比14・1%増の835億6千万円、営業利益は販売増や原価低減の推進で20・1%増の42億3400万円だった。


米アラバマで新工場を稼働 18年度

 ヨロズは、米国第2の生産拠点として、サスペンション部品生産を手掛ける新工場をアラバマ州に設立し、2018年度に稼働させる。好調に推移する米国国内の需要の取り込みを急ぐ考えだ。

 米国第1の拠点であるテネシー州の工場は近年、売上高500億円に迫る勢いで「安定した成長を遂げている」(ヨロズ幹部)。一方、今後の生産能力不足への備えや米国南部の客先との関係構築の狙いから、アラバマ州のジャスパー市に進出する。投資額は約140億円。着工予定は16年。

 同社幹部は「米国はまだまだ開拓余地のある巨大市場。アラバマを立ち上げてさらに攻勢を強めていく」と話した。

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