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お歳暮商戦突入 神奈川の百貨店、多様なニーズに対応

経済 | 神奈川新聞 | 2015年11月7日(土) 03:00

10月27日にオープンしたそごう横浜店のお歳暮ギフトセンター=横浜市西区
10月27日にオープンしたそごう横浜店のお歳暮ギフトセンター=横浜市西区

 百貨店業界がお歳暮商戦に突入した。近年は従来の慣例型から身近な相手への贈り物に変化し、ニーズも多様化しているという。地元の味を集めた神奈川産のコーナーや、年末年始のパーティー用ギフトといった多彩な品で需要に応える各店。独自の工夫を凝らしながら、売り上げアップを狙う。

 10月27日にギフトセンターをオープンしたそごう横浜店。開店に先立ち開催した決起集会で、米津勝之副店長は「さらに上質な品物とサービスを提供するという気持ちをぶつけていきたい。売り上げの目標は前年比104%」と、約100人の従業員を鼓舞した。

 そごう・西武の今年のテーマは食の根幹である「だし」。「奥井海生堂」(福井県)の昆布やかつお節の一番だしを使用した、老舗料亭の「鯛(たい)ご飯」など「伝統の逸品」をお薦め商品に挙げる。

 中元期で前年比2割増だった地元神奈川産の商品も、過去最多の300品目用意。担当者は「自家需要で食を楽しむなど、慣例ギフトに限らないさまざまな嗜好(しこう)に応える2600品目をそろえた」とPRする。

 横浜高島屋は12日から、約2300点の受注を店頭でスタート。例年通り洋菓子やビール、つくだ煮といった定番が売り上げの上位を占めると予想する一方、「贈り先の嗜好を吟味したギフトや地元の自慢の名産も人気を集める傾向にある」(担当者)とやはりニーズの多様さがうかがえる。

 今年ならではの試みとして、複数で集まったときに盛り上がる商品を提案。シメサバとタマネギ、パンの意外な組み合わせのサンドや、昭和初期に人気を博した和菓子「シベリア」の復刻品など、話題性に富んだ商品を展開する。

 京急百貨店も12日から店頭での販売を開始。「素材や伝統の洗練された味わい」を提案しようと、福岡・博多の料亭のフグのオイル漬けや創業120年の老舗のストレート甘酒など約1650点を用意。三崎産のネギトロやマグロ漬け丼の詰め合わせなど、厳選された神奈川のグルメを2段セットにしたギフトも用意し、地元産にこだわる客の消費を喚起する。担当者は「1人暮らしや年配の人に気軽に送れる少量のギフトなど、用途に合ったさまざまな商品がある」とアピールしている。

 4日に店舗での受注をスタートしたさいか屋は、地元色を前面に打ち出す戦略。川崎大師名物のくず餅など「神奈川の味」を169種類用意。例年、地元の名産品が好評のため、県内各地からよりすぐりのギフトを取りそろえた。

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