箱根町の自然保護に役立ててもらおうと、小田急電鉄は5日、同社が販売するミネラルウオーターなど2種類の飲料の売り上げの一部を町に寄付した。
同社は「箱根の森から」を2009年から、「箱根の森から 緑茶」を12年から販売。ともに採水地は町内であることから、09年から1本売り上げるごとに1円を寄付金として積み立て、半年ごとに寄付している。
今回の寄付は15年4~9月の売り上げの一部で、過去最高額となる227万9880円。町役場で行われた贈呈式で同社の金子一郎常務取締役が山口昇士町長に目録を手渡した。
今回で寄付総額は約1890万円となった。寄付金は「町資源保全基金」に積み立てられ、町内の自然環境の保全活動などに役立てられている。