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国際線効果、利用者3割増 京急のターミナル駅5周年

経済 | 神奈川新聞 | 2015年10月22日(木) 03:00

京急線羽田空港国際線ターミナル駅開業5周年に合わせリニューアルした商業施設の名称を発表する原田社長(左から2人目)=同駅
京急線羽田空港国際線ターミナル駅開業5周年に合わせリニューアルした商業施設の名称を発表する原田社長(左から2人目)=同駅

 羽田空港の国際化に伴う京急線羽田空港国際線ターミナル駅の開業から、21日で5年が経過した。国際線の拡充などで、京急空港線の利用者は3割近く増加。京急電鉄は、今後も空港利用客の増加によって都心や横浜とつながる空港線の利用は伸びるとみており、空港関連の旅客事業をグループ全体の事業の柱と捉えている。同日、同駅では5周年の記念セレモニーが開かれ、関係者が節目を祝った。

 京急によると、国際線ターミナル駅の1日の平均乗降客数は開業した2010年度は1万6843人だった。翌年度以降は東日本大震災の影響で減少したが、13年度に回復。14年度には、羽田の国際線発着枠の拡大やダイヤ改正による羽田空港へのアクセスの向上を背景に1万8504人となり、前年比29・5%と大幅にアップした。羽田空港国内線ターミナル駅の1日平均乗降客数(8万1016人)と合わせると約10万人に上り、需要の高まりがうかがえる。

 「昨年11月に早朝深夜の空港の着陸料が軽減された効果もある。20年には東京五輪が開催されることから、今後も都心や横浜から羽田までの京急線の利用は増えるだろう」と京急の広報担当者は予測する。

 訪日客の増加で、国際線ターミナル駅開業時に設置した京急ツーリストインフォメーションセンター(京急TIC)のニーズも衰えていない。常時4カ国語で乗車券の販売や観光案内を行っている京急TICだが、東南アジア地域と欧米から来日した利用者の割合が増えているという。

 「品川・羽田を玄関口として、国内外の多くの人が集う豊かな沿線を目指す」ことを長期ビジョンに掲げる京急は、羽田空港の持つ高いポテンシャルの活用をグループ全体の重要な事業と位置づけ、今後の推移に期待している。

 セレモニーには、京急の原田一之社長ら関係者約200人が出席。免税サービス実施店舗を新たに誘致した国際線ターミナル駅の商業施設ゾーンのリニューアルや、人気バンド「SEKAI NO OWARI」の「Dragon Night」に変更された同駅の駅メロディーが発表された。

 原田社長は「羽田空港は京急グループにとって最も重要な戦略拠点。訪日外国人の数は2千万人に迫ろうとしており、日本の玄関である羽田空港のアクセスを担う企業としてふさわしいサービスを実現していく」と決意を新たにしていた。

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