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10月県内金融経済概況 生産は3回連続で下方修正 日銀横浜支店

経済 | 神奈川新聞 | 2015年10月15日(木) 03:00

 日銀横浜支店は14日、10月の金融経済概況を発表し、県内景気について「緩やかに回復している」とし、4月から続いている判断を据え置いた。個別7項目のうち、生産が3回連続で下方修正となった。

 生産は、9月の「足元では弱めの動きとなっている」から「足元では減少している」に下方修正した。素材関連は、価格下落が続く原油などの石油製品や、スクラップ材などの鋼材で原料市況の先安感が広まっていることもあって弱めの動きに。岩崎淳支店長は「価格が安くなっている局面であれば、『もう少し待てばさらに安くなるかもしれない』と買わず、それが生産にも響いている」と説明する。輸送機械は中国や東南アジア、中東など新興国向けのトラックや国内向けの乗用車の低調が続き、電気機械は情報通信関係で基地局への投資が国内で一巡。スマートフォンなどの電子部品・デバイスで外需の弱まりがみられた。

 その他の6項目はいずれも据え置いた。輸出は北米や欧州向けを中心に増加しており、「持ち直しつつある」と判断。雇用・家計所得環境は8月の有効求人倍率が前月の水準からほぼ横ばいだった一方で、7月の現金給与総額が前年比プラス3・7%だったことから「全体として緩やかに改善している」とした。

 個人消費は「底堅く推移している」。百貨店では美術品や宝飾品、時計などの高額品や食料品の販売が好調。家電も4Kテレビや省エネ性能の高い冷蔵庫などの高機能製品などが売れている。

 観光関連はシルバーウィークがあったことから、ホテルが高い稼働率を示すなど好調だった。箱根山の大涌谷周辺で火山活動が続く箱根町についても、岩崎支店長は「ひと頃に比べると、落ち込み幅は小さくなっている」とした。

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