2020年東京五輪セーリング競技の江の島開催を見据え、逗子マリーナ(逗子市小坪5丁目)を運営するリビエラグループが、同マリーナ内に高さ130メートル超の高層ホテルを建設する構想を練っていることが29日、分かった。五輪期間中の大会運営者やVIPの宿泊施設として想定しており、来秋の着工を目指す意向を地元自治体などに打診している。
関係者によると、高層ホテルはマリーナ南東の突端に1棟を建設する計画。相模湾や富士山などを望む眺望や古都・鎌倉へのアクセスの良さが売りとなる。近くに低層(12メートル未満)の宿泊施設1棟を併設する案もあり、計約1100人分の客室数を予定している。