さがみ信用金庫(本部・小田原市、片桐晃理事長)は、箱根山(箱根町)の大涌谷周辺で続く火山活動で経済的な影響を受けている事業者向けの「箱根緊急支援融資」を13日からスタートする。県や町による融資制度とは別の同信金独自の取り組み。
対象は火山・地震活動の影響を受けている事業者で、同町以外の事業者も含む。資金使途は運転資金・設備資金としている。
融資金額は1千万円以内で期間が10年以内。融資利率は変動金利(当初2%)。同信金は「通常融資より金利は低めに設定している」と説明している。
来年3月末まで全店で受け付ける。同信金は「今後は全店を相談窓口として、返済や資金繰りに関する相談について町外の事業者へも幅広く柔軟に対応する」としている。
問い合わせは、同信金営業統括部電話0465(24)6125。