
神奈川トヨタは28日、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を初めて一般向けに納車した。
購入したのは、藤沢市の男性(73)。神奈川トヨタ湘南台店で納車式が開かれ、妻(64)と訪れた男性に鍵が手渡された。ミライは水しか排出しない“究極のエコカー”とされ、男性は「乗ってみたいと思っていた。内装も素晴らしく、水素ステーションが整備されれば遠出もしたい」と笑顔で話した。
一般販売は昨年12月に開始された。車両本体価格は723万6千円(消費税込み)。
購入補助金として国が202万円、県が101万円、横浜、相模原市が50万円、海老名市が40万円を出す。
県内では横浜市旭、泉区、海老名市の計3カ所に水素ステーションがある。