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市民の意見を募集中 山下ふ頭の再開発計画

経済 | 神奈川新聞 | 2015年4月28日(火) 03:00

約50年ぶりに土地利用の全面見直しがされる山下ふ頭(横浜市港湾局提供)
約50年ぶりに土地利用の全面見直しがされる山下ふ頭(横浜市港湾局提供)

 横浜市は、山下ふ頭(同市中区)の再開発の方向性や事業の進め方などを定める開発基本計画の素案をまとめた。ふ頭の機能を物流拠点から新たなにぎわい拠点に転換。約47ヘクタールのうち、山下公園と連続した北東側の約13ヘクタールを先行整備し、東京五輪が開催される2020年の一部運用を目指す。市は5月21日まで、素案に対する市民からの意見を募集している。

 素案では、目指す都市像に「ハーバーリゾートの形成」を据え、(1)観光・MICE(国際会議、展示会などの総称)を中心としたにぎわい(2)親水性豊かなウオーターフロント(3)環境に配慮したスマートエリア-を創出する。(1)では国内外から多くの人を呼び込むため、大規模集客施設や滞在型施設を導入する。統合型リゾート施設(IR)について、市港湾局山下ふ頭再開発調整課は「計画はIRを前提とはしていない」と説明する一方、「にぎわいを生み出すあらゆる施設を否定するものではない」としている。

 ふ頭全体の再開発は平成30年代後半(2025年ごろ)の運用を目指し、事業手法については「民間開発の実現できる範囲を見極めながら、公民連携の事業を基本とする」としている。

 山下ふ頭は1963年に完成。一般貨物対応のふ頭として稼働してきたが、輸送を効率化するコンテナが主流になったことで貨物量が大幅に減少。2014年は速報値で約28万トンで、ピークだった66年の10分の1程度だった。現在はコンテナの開梱や梱包など、バックヤードとしての役割を担っている。こうした現状を踏まえ、老朽化した岸壁などの更新時期を迎えたことを契機に、市は山下ふ頭の土地利用を約50年ぶりに全面的に見直すことを決めた。

 素案は昨年9月から3回にわたって検討委員会で協議してきた内容をまとめたもので、市は年内にも基本計画を策定したい考えだ。素案を同局のホームページ(HP)に掲載しているほか、概要を記載したリーフレットを同課などで配布している。意見はHPの投稿フォームやリーフレット付属のはがき、ファクスなどで受け付ける。同課は「賛否だけでなく、山下ふ頭のよりよい活用方法について多くの意見を寄せてほしい」と話している。応募に関する問い合わせは同課電話045(671)7315。

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