リニア中央新幹線建設を考える現地見学会が18日、中間駅などが設置される相模原市緑区内で開かれる。日本ジャーナリスト会議(JCJ)神奈川支部の主催。
見学会では、橋本駅南口の中間駅、鳥屋地区の車両基地、小倉地区の変電所などの建設予定地を見て回る。リニア事業に反対している地元の市民グループに案内をしてもらい、現地で説明や活動報告を聞くという。
同支部では「工事に伴う建設残土の処理や地下水への影響、工事車両の増加など地元の懸念が強まっている。完成・運行しても電磁波など健康被害の恐れや安全への懸念などがある。これらの問題を考える機会にしてほしい」と、一般を対象に企画した。
当日午前10時、JR横浜線橋本駅改札口集合。参加費は資料代として千円。申し込み・問い合わせは、JCJ神奈川支部の伊東さん電話090(2753)8012。