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中小企業成長目指す 横浜市、慶大、北工業会が協定

経済 | 神奈川新聞 | 2015年3月31日(火) 03:00

連携・協力に関する基本協定を締結した(左から)青山学部長、牧野経済局長、秋本会長=横浜市役所
連携・協力に関する基本協定を締結した(左から)青山学部長、牧野経済局長、秋本会長=横浜市役所

 横浜市経済局と慶応大学理工学部(同市港北区)、横浜北工業会(同市緑区)は共同研究や人材育成などの取り組みを推し進める基本協定を締結した。中小企業の成長などにつなげ、地域社会の発展を目指す。

 牧野孝一局長は26日の締結式で「アップル社が港北区綱島に技術開発施設を設置する。最も近くの大学と最も近くの工業会がアップル社と連携できれば素晴らしい」と述べた。

 同局によると、協定は健康・医療・情報通信・ものづくり分野などの研究開発の推進、大学の教育・研究機能の向上、中小企業などの成長によって、地域社会の発展に貢献する。

 具体的な連携内容などは今後検討していくが、産官学共同研究の推進や大学、中小企業などが持つ技術ノウハウとニーズとのマッチング、研修会への講師派遣などが想定されるという。

 慶大の青山藤詞郎理工学部長は「地域との連携活動を通して横浜から新しい技術を世界に発信したい」と抱負を述べた。

 市北部(港北、緑、青葉、都筑区)を拠点とする製造業を中心に約220社が参加する同工業会の秋本順生会長は「技術継承の難しさや若年労働者の確保など、大きな経営環境の変化に直面しているわれわれ中小製造業の新たな挑戦や人材育成のきっかけになれば幸い」と期待した。

 
 

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