石油製品や輸入車販売などのサンオータス(横浜市港北区)は12月中旬から、欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)グループの手掛けるブランド「ジープ」の取り扱いを新たに始める。来年2月には横浜市港南区に店舗「ジープ横浜港南」も新設する。
近年のスポーツ用多目的車の人気でジープも伸長していることや、右ハンドル仕様で日本市場との親和性が高いことを考慮。またサンオータスは、今秋に日本から撤退した米フォード・モーターの「フォード」を長年販売していたが、その代替えとして米国車を好む顧客に訴求力があると判断した。
サンオータスの北野俊社長は「スケールの大きいクルマを求める市場のニーズは確実にある。新しいお客様の開拓とともにニーズにお応えしていく。(商機の見込める)エリアがあれば拡大も図っていきたい」と説明した。