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「消費二極化」どう対応? 百貨店で歳暮商戦始まる

経済 | 神奈川新聞 | 2014年11月7日(金) 03:00

10月29日に歳暮ギフトセンターを開設したそごう横浜店=横浜市西区
10月29日に歳暮ギフトセンターを開設したそごう横浜店=横浜市西区

百貨店業界が、歳暮商戦に突入した。昨今の消費者は上質な物への金は惜しまない半面、節約志向も依然強く「消費の二極化」が進んでいる。そうした傾向を踏まえ、今回の商戦では低価格帯と高価格帯の品ぞろえを充実させる店も。今夏の中元商戦は消費増税の影響で伸び悩んだだけに、各店は、厳選された国産の食材を使った商品や、地元・神奈川の名産品などを前面に打ち出し、巻き返しを図りたい考えだ。

「塩」を、今年の歳暮商戦の中心商品に据えたそごう・西武。そごう横浜店(横浜市西区)は藻塩と岩塩の詰め合わせや、塩をアクセントに使った菓子などを取りそろえた。消費増税後、初の中元商戦は平均客単価が減少。2008年中元期から13年歳暮期まで12期続いていた前年超えの記録が途切れた。しかし増税後も来店客数は堅調に推移。食品も好調として、今回の商戦の売り上げ目標は「前年比4%増」と設定した。

同店では消費の二極化に対応。5千円以下と1万円以上の商品をそれぞれ前年比1割増やした。「高品質な物へのニーズは高い」(岡田正俊店長)といい、高価格帯の商品の積極投入で客単価上昇につなげたい考えだ。ピーク時は80人が並んでいたギフトセンターでは端末の更新と同時に人員体制を強化。待ち時間を短縮した点もアピールする。

横浜高島屋(同)は8日にギフトセンターを開設する。今年もビールやハムなどが定番と予想する一方、「最近は国産の食材を使った商品や、希少で物語性のある商品が人気」と担当者。増税の影響については「儀礼的なものであり、大きく受けることはないと期待も込めてみている」

5日から展開するさいか屋(川崎市川崎区)は地元色を前面に打ち出す戦略。高座豚の手作りハム、湘南しらすなど「神奈川の味ギフト」全194商品を用意した。増税の影響は完全に払拭(ふっしょく)されていないといい、売り上げは「前年並み」が目標だ。

京急百貨店(横浜市港南区)は13日のスタート。新たな試みとして、冬のギフトとしての提案を強化。上司や両親といった関係だけでなく、親しい人への贈り物需要を喚起し、従来よりも若い層の取り込みを図る。地下食品売り場とも連動し、年末年始の外出先や帰省時の土産としての利用も狙うという。

【神奈川新聞】

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