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横浜銀行が東日本銀行と経営統合へ 地銀最大グループに

経済 | 神奈川新聞 | 2014年11月5日(水) 03:00

横浜銀行(横浜市西区)は4日までに、東京や茨城を地盤とする東日本銀行(東京都中央区)と2016年春にも共同で持ち株会社を設立し、経営統合する方向で最終調整に入った。統合した場合の総資産は約15兆8千億円(14年3月末時点)で、福岡銀行などのふくおかフィナンシャルグループ(約14兆1千億円)を抜いて最大の地方銀行グループとなる。

両行は4日、「経営統合の可能性について検討している。開示するべき事実を決定した場合は速やかに公表する」とコメント。株式比率や社名、本社所在地などの協議を進めており、早ければ来週中にも発表される。

地銀はメガバンクと比べ、地方の人口減などで経営環境の先行きが厳しい中でも再編が遅れており、政府は近年、合併などの抜本的な対策を促してきた。

単独行としては地銀最大手の横浜銀は県内に179店を展開し、県内融資シェアは3割強。東日本銀は都内(46店)と茨城(13店)を中心に、関東1都5県に79店を展開し、県内にも横浜、川崎などに9店を持つ。県内と東京西南部(20店)に経営資源を集中する横浜銀にとって、東京での市場開拓を本格化させ、広域展開への足掛かりとなる。経営基盤を補完し、規模拡大やコスト削減により収益力の強化を図り、メガバンクとの顧客争奪が激化している首都圏での競争力を高める。

横浜銀の寺澤辰麿頭取、東日本銀の石井道遠頭取はいずれも財務省出身で元国税庁長官という共通点がある。また、両行は昨春から、産業調査部門で連携するなどの実績がある。

地銀再編をめぐり、10月には八千代銀行と東京都民銀行が統合し、東京TYフィナンシャルグループが誕生。最大手の横浜銀が踏み出すことで、再編の動きが加速する可能性もある。

◆ 横浜銀行 横浜市に本店を置き神奈川県を中心に営業する地方銀行。1869年創業の横浜為替会社を起源とし、1920年に横浜興信銀行として設立。同県内の銀行と経営統合を繰り返し45年に現在の形となり、57年に横浜銀行に商号変更した。2014年3月末時点の預金量は11兆8683億円、貸出金は9兆5051億円、従業員数は4612人。

◆ 東日本銀行 東京都に本店を置く第二地方銀行。1924年に常磐無尽として水戸市で設立。51年に常磐相互銀行に転換し、52年に本店を東京に移した。89年に普通銀行となり東日本銀行に商号変更した。東京都を中心に茨城県や埼玉県などで営業。2014年3月末時点の預金量は1兆8249億円、貸出金は1兆4739億円、従業員数は1424人。

【神奈川新聞】

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