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リピーター増「効果実感」 商店街グルメコンテストに「ちょい呑み・はしご酒」部門開催

経済 | 神奈川新聞 | 2014年10月29日(水) 03:00

商店街が開催する「ちょい呑(の)み」や「はしご酒」イベントが、盛り上がりを見せている。3枚つづりのセット券を購入し、参加店舗を巡る企画。初めて来店するきっかけとなるなど、店舗、客の双方にメリットとなる点が、人気の理由のようだ。県などは今秋、「かながわ商店街グルメコンテスト」の第1弾として「ちょい呑み・はしご酒」部門を開催。店のリピーターを増やし、商店街の活性化につなげたい考えだ。

同コンテストは県職員の提案によって初めて実現した。県や商連かながわ、県商店街振興組合連合会などの団体が実行委員会を組織し、主催する。

同部門には、県内と都内を合わせた27の地域がエントリーした。10月下旬から11月下旬にかけて、「ちょい呑みフェスティバル」といった名称のイベントが各地域で開催され、参加した客は、同コンテストのホームページから、最も気に入った地域を投票する。各地域のチラシに記載されたQRコードを使い、スマートフォンから投票することもできる。投票期間は11月4日~12月10日。実行委は来年1月、上位の3地域を表彰。投票した人の中から抽選で、各地域が次回開催するちょい呑みイベントのチケット引換券や、県産のコメで造った新酒をプレゼントする。

「再来店を促すのが狙い。これまで開催した地域からは、効果を実感する声が多く聞かれている」と県商業流通課。「この機会に自分の住んでいる街だけでなく、他の地域にもぜひ足を運び、投票してほしい」と呼び掛けている。

12月には、第2弾として「朝市グルメ」部門を予定している。問い合わせは、同課電話045(210)5612。

【神奈川新聞】

 
 

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