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川崎・南部市場、青果卸売業者が業務廃止の意向 収支改善見込めず

経済 | 神奈川新聞 | 2014年10月4日(土) 03:00

川崎市地方卸売市場「南部市場」(川崎市幸区)の青果卸売業者が、来年1月末で業務を廃止する意向を示していることが3日、明らかになった。流通構造の変化で取扱高が大幅に減少、今後も収支改善が見込めないと判断したようだ。

市経済労働局によると、南部市場青果部の卸売業者「東一川崎中央青果」が9月22日付の文書で、業務廃止の意向を市場開設者の市側に伝えた。青果部の取扱高は2003年度の約1万8千トンから、13年度は約6900トンまで落ち込んでおり、同社南部支社も営業赤字が続いていたという。

同局は地方市場の青果取扱高減少を全国的な傾向とした上で、「市場を経由しない流通ルートが増え、消費者の間でカット野菜などの需要も高まっている」などと分析する。

1944年開設の南部市場は青果や水産物、花きの3部門と関連商品を扱う総合卸売市場。青果部には仲卸業者4社と市内青果店などの売買参加者83人がおり、撤退が正式に決まれば新たな仕入れ先を探す必要がある。市は他の卸売業者誘致に動くことも検討している。

福田紀彦市長は3日の市議会決算審査特別委員会で「仲卸業者や売買参加者らの営業継続に向けた支援の実施について、卸売業者に要請したい」と述べた。共産党の石川建二氏(宮前区)の質問に答えた。本年度から南部市場の指定管理者となった「川崎市場管理」の関係者は「影響は小さくない。賃料や利用料金の収入が減る。野菜がなくなると、市場としての利便性も落ちる」として、存続を求めている。

【神奈川新聞】

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