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お手軽 通訳サービス 定額制システム開発都内のIT企業 試験導入、箱根で手応え

経済 | 神奈川新聞 | 2014年10月1日(水) 03:00

「みえる通訳」のモニターを通して質問をする外国人観光客(ITX提供)
「みえる通訳」のモニターを通して質問をする外国人観光客(ITX提供)

携帯端末のモニターを介した英語、中国語、韓国語、タイ語の通訳サービス「みえる通訳」を、情報通信サービスを手掛けるITX(東京都港区)が開発し、提供を始めた。同社が展開するウェブ会議サービスの仕組みを利用し、タブレット端末やスマートフォンで簡単に使える。通話に時間がかかりがちな通訳サービスに定額料金を設定したのも特徴。昨年、外国人宿泊者数が過去最高を記録した箱根でテスト導入し、手応えをつかんでいる。

商業施設などが導入している従来の電話通訳サービスは、電話で外国人が通訳者に話した内容を、通訳者が日本語にして導入者に伝える、を交互に繰り返すため時間がかかり、意思疎通がうまくできない場合も多いという。新たなサービスは3者が同時に画面上で観光マップや商品などを見て、互いの表情などを確認しながら対話できるため、コミュニケーションが円滑にできるという。

また電話通訳は、使用時間に応じて料金が発生するため、月50万円といった高額になるケースも珍しくない。そこで、個人経営者や中小企業でも導入しやすいよう定額制を取り入れ、飲食店や商業施設向けの午前10時から午後9時までのプランを月額1万5千円、ホテルなどを想定した24時間対応プランを月額2万5千円と設定した(ともに税別)。

発売に先立ち、箱根町強羅の料理店「田むら銀かつ亭」と、箱根強羅観光協会の無料観光案内所でテスト導入し、市場調査を行った。同店は客の半分を外国人が占める日もあるため、「導入後は食材や調理方法の説明なども含め、対応がスムーズになった」という。案内所ではこれまで英語しか対応できなかったが、ほか3カ国語での案内が可能になり、外国人旅行者から喜ばれているという。

「据え置きのパソコンでのサービスと違い、携帯端末でいつでもどこでも気軽に使える」とPRする同社。開発者の同社WEBソリューションマネージャーの小野宏之さんは、「このサービスが最も強みを発揮できるタクシー業界などにも働きかけたい」と話している。

【神奈川新聞】

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