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変わる本牧ふ頭、A突堤を倉庫へ利用転換 横浜

経済 | 神奈川新聞 | 2016年12月4日(日) 02:00

コンテナターミナルとしての役割を終えて倉庫が立地する本牧ふ頭A突堤=横浜市中区
コンテナターミナルとしての役割を終えて倉庫が立地する本牧ふ頭A突堤=横浜市中区

 横浜港でのコンテナ物流発祥の地「本牧ふ頭」(横浜市中区)が、高度な物流拠点として様変わりしようとしている。横浜市は同ふ頭で最古となるA突堤をコンテナターミナル(CT)から倉庫へと利用転換を進めるとともに、近隣地区とともに「ロジスティックパーク」を形成することにしている。

 本牧ふ頭は、横浜港のコンテナの約6割を扱う主力CT。輸出貨物が減少する中、円高の影響もありコンテナによる輸入貨物が増加傾向にあることから、CTの近接地にコンテナを開梱(かいこん)して小口配送や流通加工などの作業を行うための物流施設の集積を図る必要性が高まっていた。

 市は、横浜ベイブリッジのたもとに当たるA突堤(約45ヘクタール)をCTから一般貨物を中心とした取り扱いに変更することを決定。A突堤に隣接する新山下地区(約30ヘクタール)と、今後新たに整備する新本牧地区に多様な物流サービスを行う「ロジスティックパーク」を設ける方針を定めた。

 A突堤と新山下地区のパーク内を結ぶ4~6車線の主要道路を新たに計画することになり、11月25日に市内で開いた横浜港湾審議会で横浜港港湾計画の変更が了承された。

 市港湾局はCTとしての役割を終えたA突堤には民間事業者の倉庫を集約させる方針だが、「着工時期などの調査を進めている段階であり、今後のスケジュールは決まっていない」(担当者)としており、A突堤を所有、管理運営している横浜港埠頭(ふとう)や国などと調整を進めていく考えだ。

 山下ふ頭の再開発に伴い、市は倉庫事業者の移転用地を新山下地区と南本牧ふ頭の2カ所を基本として、業者らとの協議を進めている。

本牧ふ頭 日本の海外貿易が増大した1960年代からA、B、C、D突堤が順次建設され、くし形の埠頭(ふとう)として整備された。コンテナの登場に伴いコンテナ船の受け入れに対応した岸壁として改造され、68年にはD突堤にフルコンテナ船第1船「サンファン」が入港した。92年にはB突堤とC突堤の間が埋め立てられ、2005年にBCターミナルとして供用された。

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