小田急電鉄はこのほど、建設中の「小田急海老名駅東口ビル」(海老名市中央)を「ビナフロント」と命名して10月17日に開業すると発表した。
駅に直結する同ビルは、11階建てで延べ床面積約1万5800平方メートル。1階から4階までは銀行やファッション、雑貨など13店舗が入居する商業フロア、5階から11階までは賃貸住宅(119戸)となる複合施設。同駅東口に展開する大型商業施設「ビナウォーク」の関連施設と位置付けている。事業費は約39億円。
市は利便性の高い立地条件を生かして、2階に市役所連絡所(約33平方メートル)を新設する。住民票などの各種証明書の発行、事業紹介などの市民サービスを強化する。
また、同連絡所を市のイメージキャラクターの名前を冠した「えび~にゃハウス(仮称)」としてイメージキャラクター商品や地元名産品、都市間交流を進めている宮城県白石市、北海道登別市の各物産の販売コーナーも設けて情報発信機能も持たせる。
【神奈川新聞】