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黒船来航 アプリで体感 最新技術のクルーズあすから運航

経済 | 神奈川新聞 | 2014年7月31日(木) 11:00

合成写真(ボード下)をスキャンした後、スマホを洋上にかざすと画面上に「黒船が錨を下ろした地点」という画像が表示される
合成写真(ボード下)をスキャンした後、スマホを洋上にかざすと画面上に「黒船が錨を下ろした地点」という画像が表示される

黒船来航時にタイムスリップ-。旅客船運航会社「ケーエムシーコーポレーション」(横浜市西区)は8月1日、スマートフォンやタブレット端末のアプリケーション(アプリ)を活用した“体感”クルーズの運航を開始する。1854(嘉永7)年に来航したペリー艦隊の停泊地を画面上に表示できるようにし、ペリー提督が眺めたであろう横浜港の風景を疑似体験してもらう。

来航160年後の最新技術がフル活用されている。利用客は乗船後、自分のスマホにAR(拡張現実)アプリを無料でダウンロードし、合成写真をスキャンする。ペリー艦隊の停泊地付近でスマホを洋上にかざすと、画面に「黒船が錨(いかり)を下ろした地点」という画像(エアタグ)が表示される。

画像をクリックすれば、黒船来航に関する説明文も読める。スマホを持っていない乗船客のために、衛星利用測位システム(GPS)とモニターを連動させ、停泊地と船の現在地をモニターに表示。「みなさん、こんにちは」。ペリー提督が当時の横浜港の風景などを説明する船内放送も流れる。

同社は、万来舎発行の書籍「ペリー艦隊日本遠征記」などを参考に、停泊地を山下ふ頭沖に定めた。停泊地を巡るクルーズ自体は2010年6月から運航している。「海からしか行けない、海からしか見えない場所を提供するから、クルーズに行く価値が生まれる」。同社の熊澤喜一郎社長(56)はその意図をそう説明する。利用客がスタッフの説明を聞くだけだった従来のプログラムを進化させ、5年後までに年間の乗客数10万人を達成したい考えだ。熊澤社長は「五感のすべてで体感できるクルーズを楽しんでほしい」と期待している。

「赤レンガ倉庫 横浜クルーズ」は停泊地のほか、横浜港本牧ふ頭に立ち並ぶガントリークレーン群などを巡る。月、火曜日を除く平日が1日3回、土日・祝日が4回運航。運航時間は約55分。ピア赤レンガ桟橋を発着する。料金は大人1200円、中高生800円、小学生600円。問い合わせは同社電話045(290)8377。

【神奈川新聞】

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