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オリーブを小田原の特産品に 農家らが研究会立ち上げ植樹も

経済 | 神奈川新聞 | 2014年5月13日(火) 03:00

研究会のメンバーとともにオリーブの苗木を植樹する加藤市長(右端)=小田原市早川
研究会のメンバーとともにオリーブの苗木を植樹する加藤市長(右端)=小田原市早川

小田原市内でオリーブを新たな特産品にしようという取り組みが進んでいる。農家の高齢化や鳥獣被害などの課題の対策として市や市内の農家が着目。栽培方法や産業化を探る農家による研究会が立ち上がり、12日には第1弾となる植樹が早川地区で行われた。

小田原ではミカン栽培が盛んだが、農家の高齢化や鳥獣被害に加え、ミカンの単価が下がっていることなどから耕作放棄地が増加。行政や農業関係者らが課題に対応できる農作物を探していた。

そこへ鳥獣被害の心配が少なく、小田原の温暖な気候にも適しているとして加藤憲一市長がオリーブ栽培を提案。約1年前から栽培が盛んな香川県・小豆島を視察するなど、市内の農家とともに事業化の検討を進めていた。

生産に合わせて加工品の製造販売や流通なども手掛ける「6次産業化」を目指した農家13人による「小田原オリーブ研究会」が今年4月に発足。栽培方法の研究や適地調査などを進める。市も苗木購入費の補助金支出などで支援する。将来的には20ヘクタール、5千本の栽培を目指す。

この日の植樹では、同市早川の石垣山一夜城歴史公園近くにある約千平方メートルの休耕地にメンバーや市農政課職員らが小豆島から取り寄せた「ミッション」など3品種の苗木25本を植えた。3年後をめどに収穫できる見込み。

研究会によると、今後は市民オーナー制度の導入のほか、同公園近くで農園一体型のレストランを運営する人気パティシエ・鎧塚俊彦さんとの連携も模索している。

植樹に参加した加藤市長は「オリーブ栽培が定着するにはまだまだ年数がかかるが、次の世代、さらに次の世代に『よかった』と思われるような取り組みになればいい」と期待を寄せた。研究会の鈴木和宏会長(45)は「農家の高齢化が進み、危機感を持っている。市民に理解を深めながらブランド化を目指していきたい」と話している。

【神奈川新聞】

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